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IT_TRIZ-14曲面原理
 ※上記の図では、直感的に理解できるようにサブ原理の記述を省略している。次のサブ原理もヒントになる。

IT_TRIZ-14曲面原理のサブ原理

1. 直線の端あるいは平らな表面を曲面に変える。
2. ローラー、ボール、螺旋、ドームを使用する 。
3. 直線運動と回転運動の間で切り替えたり、遠心力を使用する。
4. 遠心力を導入または使用する。

 ※ TRIZとは(概要を確認する)

<40の発明原理の活用法>

 40の発明原理は、経験的に、TRIZのツールの中で、シンプルで成果が出しやすく、一番多く活用されているツールとされている。このツールの使い方は、本来、抽象化を行いながら活用するもので、他分野の事例からでもヒントを得られるはずである。しかし、技術者の多くは抽象化が苦手で、その分野の事例がないと、不満が多い。特に、IT/ソフトウェア分野は技術的に新しい分野であるため、40の発明原理の事例が少ない。そこで、この分野向けに40の発明原理事例集を用意した。効果的な方法として推薦したいのは,「40の発明原理」に日ごろから親しんでおくこと。あるいは、「40の発明原理」を全部スキャンして発想すること。TRIZそのものを理解していなくても、藁にもすがりたい人には、強力なヒントとなるはずである。

 TRIZの基本は,矛盾 Matrixといわれる表(39×39)であるとされている。縦横の軸には「特性」が配置され、横軸から「悪化する特性」を選び、縦軸からその結果「改善する特性」を選ぶと、両者の交点にこの技術的矛盾の克服に利用できそうな「原理(principle)」が提示されている。 この発明原理から解決策を発想する。例えば,改善する特性で「移動物体の体積」を選び,悪化する特性で「移動物体の面積」を選ぶと,「40の発明原理」の中から,「01分割原理」「04非対称原理」「07入れ子原理」「17他次元移行原理」が示される。できれべ、TRIZセミナーなどで、簡単な訓練を受けるとさらに効果的である。