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JMA2007年経営革新提言発表会(3/02@東京プリンスホテル)webリポート
『ミドルマネジメントの復権と創造』
と題して、日本能率協会経営研究所の村橋健司所長が講演された。その課題提起とポイントは次のようであった。
企業が人事分野の最大課題と認識するミドルマネジメントの再強化が必須となっている。 この問題はミドルマネジメントだけの問題ではなく、経営そのものの問題 として捉ええられる。当面の問題ではなく、将来を決定づける長期的な経営課題である。 ミドルマネジメントが機能不全を起こした原因を明らかにし、新しい時代のミドル マネジメント像を描きたい。
【 認識できた提言ポイント 】
1) ミドルマネジメント問題の本質は何か?
組織のフラット化、長期採用抑制による段階的育成システムの崩壊、プレーイングマネジャー化によるマネジメント業務の停滞、研修予算削減による選抜教育や評価者訓練への予算配分の変化、誤った成果主義による思考。行動の萎縮などにより、ミドルが軽視されOJT教育が崩壊していった。
2) これからのミドルマネジメントと組織構造のあるべき姿
ミドルを核としたチーム組織を再構築して、成果、変革、人材、多様性および社会的責任のマネジメントを強化すべきである。そして、段階的人材育成の場を提供することが今後の企業の生き残る道である。
3) ミドルマネジメント・エクセレンス実現のためのポイント
イタリアでは、スペシャリストやエキスパートではない
「プロジェティスタ」
というキャリアモデルを推進することで、人材や企業の生き残りをかけているという。「プロジェティスタ」とは、マーケティング/企画/開発/生産のビジネスプロセスに関与するイタリア版超多能工リーダーのことである。日本の場合も、遅かれ早かれ同じ道を歩む必要が増してきた。今後、日本能率協会としても、日本版「プロジェティスタ」育成の旗頭となりたい。
< 所 見 >
日本でもM&Aや非正社員化が日常的となり愛社精神を口にすることすらむずかしくなってきた。「私は○○企業の××です。」ではなく「私は、△△の技術プロフェッショナルの××です。」と言えるキャリアの育成が必須となってきた。私も、全く同感であり、10年ぐらい前から、
日本版「プロジェティスタ」≒プロフェッショナル
として, 書籍や雑誌などで提唱してきたことである。
「チームリーダー/プロジェクトリーダー /プロフェッショナル技術者に必須のシステマチックなスキルとノウハウを体得させ、弱体化したOJTを補完、活性化させること」
こそ生き残る策であることを再認識できた。
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