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TRIZの40の発明原理を使ってみよう - 「地頭力(真の優秀さ)」は TRIZで鍛えよう -

 みなさんは、「優秀さ」という意味をどう解釈するでしょうか。どこそこ大学を優秀な成績で卒業しました。というのが日本の企業の判断軸であったかもしれません。なぜなら、企業の新卒採用で「指定校制度」というのが慣習として長い間存在していました。特に技術系では、人事担当者の言い分として、大学の教授のご機嫌を損ねると学生を推薦してくれないということでしょう。言い方を換えると、人事の役割を放棄してしまっていることと同じだと思います。

 優秀さ(頭がいい)というのは、どういうことを意味するのでしょうか。例えば、細谷功氏が、Think(東洋経済新聞社)の中で、フェルミ推定という視点で「優秀さ(頭がいい)」を3軸で定義されています。1軸目が「知識量」、2軸目が「機転が利くこと」、3軸目が「地頭力」としています。知識量は記憶力であり、機転が利くことは人の気持ちを瞬時に察して行動できることであり、地頭力は環境変化に対応して問題を解決できる能力であります。この中で、地頭力の鍛え方が重要になります。

 「地頭力」について、もう少しブレークダウンしてみましょう。地頭力には、ロジカルシンキングの左脳思考と発想や感性の右脳思考の両者を兼ね備えていなければならないでしょう。前出の細谷功氏の言葉を借りれば、「地頭力」とは、
 @結論から考える「仮設思考力」
 A全体から考えるフレームワーク思考力
 B単純に考える「抽象化思考力」
とされています。

 従来、左脳思考力であるロジカルシンキングについては、体系化され教育されMBAなどで訓練されてきました。しかし、右脳思考力については、あまり的確に提言されてきたものがありません。私は、ここに「地頭力」の鍛える方法として、体系的課題解決法TRIZの活用を薦めます。なぜなら、TRIZには、仮設思考力とほぼ同じに活用できる「究極の理想解」、ものごとをシステムと捉え全体像から俯瞰する「9画面法」、「一般化(抽象化)≒目的展開(機能展開)」というツールが用意され、訓練できる環境にあります。左脳と右脳のコラボレーションこそTRIZの差別化要因なわけです。

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