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TRIZの40の発明原理を使ってみよう
- ものづくりと技術伝承にも「モチベーション」と「創造性」を -
今年から団塊の第一陣の定年退職が始まり、いわゆる2007年問題の現象が実態として現れてきたようです。それにより、企業の多くはあわてて新卒の採用を増加させようとしています。ある意味では、シニア世代と入れ替わりに新卒を育てるというサーカスのような芸当を行おうとしているのではないでしょうか。
幸い、年金の支給年齢が65歳まで引き伸ばされ定年延長や再雇用制度導入などで一息ついた企業は多いのではないでしょうか。技術者や技能者の場合、人を育てるには3〜6年は年月を要するからです。企業の中には、工作機械メーカーや精密機械メーカーのように特別の学校や研修プログラムを設けて、技術伝承を実施しているところも多くなってきました。また、ものづくりに特化した大学まで出現したりしています。
ところで、日本のメーカーの中には、競って資産を身軽にして、ものづくりをアウトソーシングしてしまっているところも多く存在するようです。ことのつまりは、中国や台湾、東南アジアなどに技術移転してしまい、生産コストの安い国を探していジプシーのような生活に陥ってしまった企業さえ出現しているようです。それと同時に、日本企業から図面やノウハウが技術流出し、先端技術も容易にコピーされる状況になっています。
例えば、組み立て産業では、金型技術やナノ技術がコア技術になっていますが、まだまだ自社でまかなえる企業は数少ないようです。日本のものづくりは、金型やナノ技術のようなコア技術に人材を投入、ストック化して、技術流出のリスク管理を徹底し、真似のされない技術開発に特化する必要に迫られております。同時に、特許権や意匠権のような知的財産権の発生する分野にも力を注ぐ必要が生じています。つまり、私がライフワークと考えております「モチベーション」と「創造性」の目標の具現化策であります人材と知財のストック化です。
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