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TRIZの40の発明原理を使ってみよう - フリーターの就職支援もCS指向で -

 団塊世代の定年退職による2007年問題の労働力不足の解決施策の一つが、新卒採用数の増加に表われています。また、格差問題の解決の合わせ技として、厚生労働省によるフリーターの就職支援がクローズアップされてきたようです。特に、就職氷河期に正社員になれなかった20代後半から30代の年長フリーターに着目しているようです。

 厚生労働省は、ジョブクラブを都市部のハローワークなどに設けて、少人数のグループで職場体験をさせたり、面接での自己PR方法を学ぶとしています。具体的には、正社員に就いた同世代のフリーターの体験談を聞くセミナーを開催したり、メンバー同士のディスカッションによる就労観を醸成させること。コーディネーターの助言を得ながらロールプレイイングなどによる自己PRの方法を学ぶこと。企業に出かけて職場体験をすること。となっています。

 先日、30代男性のフリーターのキャリアカウンセリングをする機会がありました。彼は、大学の情報系の出身で、就職氷河期に入社試験に数十社ぐらい失敗しました。自信を失い、しかたなく、コンビニやファーストフーズなどでアルバイトをして生活をしてきたようです。中途入社試験を受けるわけにもいかず、あきらめていました。そこで、「何のために働くのか」や「なぜ」を繰り返し繰り返し、真の課題や問題点をカウンセリングで確認していきました。ここで、役立った本が、和民社長である渡邉美樹さんの「きみはなぜ働くか(日経新聞社)」でした。

 つまり、そこで見つかったことは、お客様の視点(CS指向)で考えることが解決の糸口になりました。職場体験をさせたり、面接での自己PR方法を学ぶことも必要ですが、それだけではこの課題は解決しません。その人固有の真の課題や問題点にスポットを当て、「モチベーション」と「自分の強み」を持たせてあげることです。例えば、何のために働くのかからは、自分のためだけでなく社会貢献などの視点も必要であることが認識されました。また、企業の立場で考えると、戦力となるスキルや知恵を訓練しておくことが理解され、専門学校などで陳腐化した知識やスキルを再訓練することの必要性に気づくわけです。

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