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TRIZの40の発明原理を使ってみよう
- セレンディピティと課題認識 -
私が会社に入社して間もないころ、ぼやっとしたものはありましたが、エンジニアとしてどういうキャリアプランを描こうか考える日々が6ヶ月ぐらい続いていました。その時,書店の棚で私に語りかけるように目に留まった1冊の本がありました。その本のタイトルは「技術士への道」というタイトルの本でした。常に問題意識を持っていると偶然に見つかることをセレンディピティ(serendipity)といいますが,まさにそれであったような気がします。その本により自分のキャリアパスについて、解決の糸口が見つかったような気がしました。
「セレンディピティー」を広辞苑を開くと「思わぬものを偶然に発見する能力。幸運を招きよせる力。また、その能力。」とあります。ホレース・ウォルポールという英国の小説家が、スリランカ(昔はセレンデイップと呼ばれていた)の昔話に出てくるセレンディップの三人の王子様の才能を、セレンディピティーと名付けたところに語源があるという説もあるようです。また、この言葉には、「幸せな偶然」という意味もあるようです。
何年か前に「セレンディピティー」というに映画をみました。。ニューヨークとサンフランシスコに住むふたりの出会いと数年後の運命的な再会の映画です。サラとジョナサンが出会い、初めてお茶をしたニューヨークのカフェの名が「セレンディピテイ」でした。度重なる偶然に引き寄せられ、助けられながら、最後は自分の強い意志で相手を探し当て恋を成就させる男女のラブストーリーだったと思います。
数年前、ホンダのヒットという車種の開発担当者が次のようなことを言っていました。毎日毎日、車のデザインのことを考えに考え抜いてもよいアイデアが出なかったそうです。苦しんで苦しんで斬新なものを開発しようとしていたある日、ひょと視点を違うものに変えたとたん、アイデアがひらひらと舞い降りてきたそうです。ここのテーマであるTRIZは、常に課題認識をもっているエンジニアにとってすばらしいアイデアのヒントの宝庫になっています。セレンディピティーの起こる確率は、私の経験則からすれば、80%以上あると思います。
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