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TRIZの40の発明原理を使ってみよう - 若者は3年でなぜ会社を辞めるのか -

 人材コンサルタント城繁幸氏のベストセラーに「若者はなぜ3年で辞めるのか」がありました。その論理は、次のようであったかと思います。「成果主義と言われて久しいが、年功序列要素がまだ残っており、挑戦の機会さえ与えられず、年齢という軸で収入からポストまで一部の層が独占し、誰かを締め出してしまうシステムがおかしい。働いても働いてもただ働きに終わる可能性が高い。自分のことは自分で考えることがその防衛策で、将来の見通しの立たない会社は速く見切りをつけられても仕方がない。」

 エンジニアのキャリアプランの場合、私は、3年が1つの区切りの期間であると考えております。商品開発などでは、3年も経験しますと1人前の口を聞き出します。つまり、一通りの仕事のプロセスを経験し、なんとか仕事ができるぞと自信がつく時期でもあります。ただ、生産技術者の場合には、1人前になるには、ある程度の失敗経験を積みノウハウの習得するため、5,6年の期間が必要とされます。一般的に言えば、3年で自分の適性を見極めるべきだということです。

 体験談で恐縮なのですが、私が30数年前ある企業に入社して、入社式での出来事でした。「本日入社されたみなさん入社おめでとうございます。みなさんの中で、この会社が自分に合っていないと思った方は、すぐ辞めていただきたい。それがみなさんと会社の両者にとって幸せだと考えるからです。“試傭期間”の意味はそういう意味です。」会長の祝辞であありました。その祝辞は、自分自身の職業観の目を覚まし、それから、何のために働くのかの自問自答が始まったわけです。今日キャリアカウンセラーになるトリガーでにもなっていたのかもしれません。

 3年間頑張ればキャリアとして認めてもらえますし、30歳までに2〜3回まで失敗しても再チャレンジできます。できるだけ、大学院も一つのキャリアとして考えてほしいのです。皆が大学院に進学するから進学するとか、何をやっていいかわからないのでとりあえず大学院でもいくかというスタンスは得るものが少なくなると思います。なぜなら、22〜28歳という時期は、創造性という能力の発揮できる可能性の高い時期だからです。石の上にも3年という諺通り、がむしゃらにチャレンジして何かをつかんでいただきたい。

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