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- モチベーションとインセンティブ -
かつて、バブルの全盛期に、新卒を採用するため、車を買ってあげたり、海外研修(旅行)を実施したりして、モノで釣っていたことを忘れていませんでしょうか。最近、イメージのよい都心やブランドの地名にオフィスや研究所を建設してよい人材を採用したいとする企業が出てきました。ある意味では、まさにミニバブルと呼ばれる時代になって経営者の心も変化してしまったのでしょうか。
現在では、終身雇用の時代は終わろうとして成果主義重視の企業が増えていると思います。ここで、明らかに実感できる雇用環境激変の例が、正社員、契約社員、パート、アルバイト、業務委託といった雇用形態です。このような雇用形態の時代に、どう従業員満足を実現するかが大きな課題となってきます。多くの企業では、顧客重視の次か同じレベルにモラールサーベイを経営の重点としていると思います。
これらのモチベーションに関わる理論として、ハーズバーグの動機付け・衛生理論が有名です。職場環境の良さ、休みの多さ、処遇の高さなどではモチベーションは改善はできても一時的だということです。もし、職場環境が改善されても、いつかそれに慣れてきてしまします。つまり、それは必要条件であるが十分条件ではないということなのです。
モチベーションを上げるにはどうしたらよいのでしょうか。やはり、それは多面的な対策が必要だということだと思います。例えば、経営者の理念・ビジョンなどの「目標への共感」、商品への魅力や仕事の面白さなどの「活動内容の魅力」、組織風土や人間関係などの「職場構成員への魅力」、施設・職場環境の利便性や制度・待遇の高さなどの「待遇への魅力」などが当たると思います。それでも、やはり、最終的には、「何のために働くのか」を自問自答しどういう価値観に基づいた目標を持つかにつきるのではないでしょうか。大学も企業も、人間の原点に迫るキャリア教育に力をいれていただけないものでしょうか。
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