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TRIZの40の発明原理を使ってみよう
- 感性は、日常の好奇心と挑戦が磨く -
小林弘美さんは、今月の日本アマチュア女子ゴルフで、30回目の出場を果たすという。現役で長続きできる秘訣は、「感性を磨くこと。」だそうです。例えば、テレビで見る他のスポーツからヒントを得たり、雑巾がけなどの日常雑務の一つひとつをゴルフに結び付けて考えているそうです。また、普段から意識を指先に持っていき、指先の感覚を鋭くしていることがパッティングに役立っていると言っていました。
感性とは、美しさ、生命の大切さ、悲しみ、人情など心的な価値を素早く感じとれるということだと思います。感性は人間にとって、感動や生きることの源泉として、欠かせない特性なのでしょう。従来、感性は曖昧で、工学に結びつけられなかったのだと思います。しかし、感性工学という学問もできてきました。例えば、興味あるものを見たときに、見つめる時間が長くなり瞳孔は広めになります。ものを見て感動するときは、声が大きくなり周波数も高くなり、数字で測定評価できるようになっています。
ところで、私が大学を卒業して入社した企業では、自律性を重視した2年間のものづくり実習を継続的に実施していました。実習内容は、機械系の基礎的技術を中心に多岐にわたって構成されていました。例えば、ヤスリ掛け、熱処理、キサゲ加工、板金、精密測定、旋盤,フライス盤,研削盤,仕上げ加工,NC工作などです。ここでスキルを習得するだけではなかったのでした。訓練してもらったのは、安全教育と機械の操作方法や加工の基本です。自身で気づき、そこから何かをつかまなければいけなかったのです。つまり、知識ではなく、技術者の感性そのものを磨いていたのだということを後からきづきました。
確かに、私も、絵画、彫刻、焼き物など本物を見るのが大好きで、そこから感性も磨かれると思っています。しかし、本当の感性は、ものごとに対し好奇心をもって接し、なぜだろう、どうしてこうなるのかを解明する努力をしてしまうことから磨かれるのだと思っています。見たり、考えたりするだけでなく、人間の5感を使って挑戦してみることが早道であると思います。
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