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TRIZの40の発明原理を使ってみよう
- 人材育成は、やはり山本五十六メソッド -
近年の理系の新入社員は、大学院修士卒の割合が多くなってきました。私の家電や自動車などクライエント企業に伺った話では、ほとんど修士卒ということのようでした。この理系の新卒の多くに次のような問題点があるようです。
@答えのないようなハードルの高い課題は最初からあきらめて挑戦しようとしない。
A周りから干渉されるのを嫌い、コミュニケーションが苦手な人が多い。
Bプレゼンテーションが苦手である。
先日、私が講師を務める大学の授業で面白い実験授業をしてみました。それは、高さの深いビーカーにピンポン玉を入れておき、そのピンポン玉をビーカーに手を触れずに外に取り出す方法を実行せよという課題を与えました。最初、予測通り、学生たちは解決策のハードルが高いと思い何もできませんでした。次に、いくつか解決策のヒントを与え、1つの方法をやってみせました。その後、失敗してもよいからといくつか挑戦してもらいました。そうしたら、1人、2人、解決策をい見つけて実行できたのでした。それを、やればできるでしょうと褒めてあげました。そうしたら、あまり興味を示さなかったその他の学生たちも参加し、真剣に考え出し始めたのです。
ところで、第二次大戦の連合艦隊司令長官であった山本五十六のことばに、「やって見せ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ」という名言があります。これは、長い間、人材育成の虎の巻として使われてきていると思います。これ以外にも、多くの名言が残されています。例えば、「実年者は若者が何をしたか、などと言うな。何ができるか、その可能性を発見してやってくれ。」なども人材育成の金言となりましょう。
学生たちに、山本五十六メソッドが通用したということは、企業の新入社員教育や若手の育成にも通用するはずだと思います。多くの企業では、成果主義の弊害で、後輩や部下を指導するのが敬遠されるようになったり、指導できる人も減少していることも課題となっているようです。この基本のメソッドで、ものづくり技術の再生に挑まれてはいかがでしょうか。
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