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会議は売り上げに貢献しない?

 プレジデント社が、営業マン1000人に対して、2007年3月に、「会議は売り上げアップに貢献していますか?」と聞いたところ、「いいえ」が93%であったそうです。どんなタイプの会議が売り上げに貢献しないのでしょうか。1番目が報告会タイプの会議、2番目が独演会タイプの会議、3番目が尋問会タイプの会議、4番目が恫喝会タイプの会議となっていたそうです。

 会議は売り上げアップに貢献していると答えた7%の人は、次のような会議が役に立ったと答えています。一番多かったのが「成功事例を共有できる会議」、続いて、「最新情報が聞ける会議」、さらに、「課題を抽出する会議」となっていました。営業マンから見ると、いくら売ったかやいくら売るかなどのアウトプット型の会議が、ムダが多いといっており、新しいことを共有できるインプット型の会議を有意義だとしているのでした。

 ところで、研究者や技術者の世界でもほとんど同じであると思います。私も、勤務先の企業で、約半年間の業務プロセスを分析したことがあります。全体の勤務時間の約40%が会議で、そのうちの60%がムダな(報告や移動時間で付加価値を生まない)会議でした。かなりムダを省いてきたつもりでしたが、これをデータ化するとムダが見えてきたわけです。これを付加価値を生む開発や設計時間に当ててみたところ、従来より、開発のリードタイムが25%短縮できた記憶があります。

 トヨタ生産方式では、ムダを「付加価値を高めない各種現象や結果」と定義しています。このムダを無くすことが重要な取り組みとされています。それを「7つのムダ」と表現しています。営業や研究・開発でも同様なことが言えます。@作り過ぎのムダ(無駄な資料の作り過ぎ)、A手待ちのムダ(指示待ちのムダ)、B運搬のムダ(出張のムダ)、C加工のムダ、D在庫のムダ、E動作のムダ、F不良をつくるムダ としています。会議だけでなくその他のムダも徹底的に排除して残業時間削減してワークライフライフバランスの施策にしませんか。

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