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店舗のリニューアルオープンは楽しい

 今日、たまたま、仕事で八王子そごうに行きました。ちょうどリニューアル開店日にあたり、楽しく見学しました。以前の状況と比べてみると、紳士用品、婦人用品、カルチャーなどの階ごとのカテゴリー分類を鮮明にしている点と店内が明るくなっているようでした。例えば、紳士靴売り場で、健康志向に合わせてオーダーメードのインソールを20分で作ってくれるサービスがありました。これを継続的に取り入れてくれると良いのですが。大筋では、他のデパートと変わったところは見受けられないようでした。ただ、開店日だったため、各階で有名人のトークショーや有名シェフの料理教室、セミナーなどのイベントは盛りだくさんでした。

 工場をきれいに整理整頓し、照明を明るくするだけで、ムダが発見でき、在庫が削減でき、生産性が10〜20%向上するという経営コンサルタントの常套手段のようになってくれるかどうかは予測できないでしょう。なぜなら、デパートはお客様の琴線に訴えなければ、いまや生き残れないのではないでしょうか。マーケティングの真髄(マーケティングドメイン)である、@どの年代に売りたいのか、Aお客様のニーズは何なのか、Bこの店の売り(差別化要因)は何か、をもう一度ディスカッションしてみたほうがよいと思います。

 弊社も、下記のホームページをマーケティングドメインをものさしとして、ゼロベースでチェックし直してみました。このホームページを見てくれる人にとってどうあるべきかを考えてみました。今まで、あれもできます(あります)、これもできます(あります)と八方美人になりすぎていました。今度は、例え仕事を依頼しなくても、楽しいコンテンツがある、仕事ですぐ役立つコンテンツがある、人生やキャリアプランを考える方向付けのツールやコンテンツが無料で使える、などをホームページ上部(ノートPCで開いた時スクロールしないで見られる)に配置しました。それに加えて、何を売りたいのか売りたいもの(差別化要因)を3つだけに絞って、そこに紹介しています。

 先日、デパートの老舗の三越と伊勢丹が合併しました。たまたま伊勢丹の株主であった私は、複雑な心境です。株主として何を心配したかと言いますと、三越が伊勢丹の足を引っ張って株価低迷につながってしまうのではないかということであります。1顧客として考えてみると、株主優待が両方のデパートで使えることがせめてもの救いのようです。伊勢丹のターゲット顧客層(セグメント)は主に30代、三越は主に50代以降であることを考えると、歓迎すべきかもしれません。私の年代では伊勢丹に欲しいものが少なくなって、三越に気に入ったデザインのものが増えてきたように最近気づいていたからです。リニューアルで重要なことは、入れ物のレイアウトやデザインだけを変えても効果は長続きしないというだと思います。何を売りたいのかを伝えることの重要性を再確認させられました。

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