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非正規雇用労働者が33%の真の問題点は何か

 国が毎月行っている労働力調査によると、とうとう、アルバイト、パート、契約社員、派遣労働者など15歳以上労働者のうち非正規雇用労働者数が、1700万人強となってしまいました。その中で、年収200万円以下の、いわゆるワーキングプアと呼ばれる人たちがほとんどを占めています。その対策として、労働法改正が施行されようとしています。その対策として、ユニクロや一部の大手スーパーなどでは、正社員化をし始めたり、これから検討しようとしているところもあるようです。真の非正規社員の問題点は何なのでしょうか。

 一般的に言われている非正規雇用の課題は、@生活できない賃金、A有期契約のことだそうです。何人かの人から、「年収200万円なんて夢です。」と言われました。1年契約なので理由のない「契約解除」が行われ、待遇の問題など要望すれば次の契約更新をしてもらえず、理由を聞いても「満期である」といわれるだけのようです。しかも、1985年に派遣労働法ができた時は、13業種に限定されていたのに、1996年には26業種に拡大、更に1999年には原則自由となりました。多くは、経営者にメリットがあるように改正されてきているとされています。

 ところで「正社員」とは何なのでしょうか。用語辞典には、「雇用形態の一つで、会社と雇用期間の定めがない雇用契約を締結した社員のこと。」のように記述されています。正社員の雇用形態の特徴としては、@やむをえない事情がない限り定年まで働くことができる、 A年功序列の観念が強く勤務年数によって昇給や昇進(昇格)する場合が多い、 B各種手当てや保険といった会社が定めた待遇のほとんどを受けることができる。、などが挙げられます。

 契約社員の場合、原則的に昇給・昇進とは無縁だが、週の何日働くかを契約に明記することによって、ほかの会社で働くこともでき、自分の好きな時間帯を選ぶことも可能です。将来の保障を会社から受けることはできないが、そのかわり、正社員の給与体系では得られない、特別の待遇を受けることも可能な働き方といえます。このメリットを生かせる人は、役者、画家、俳優、資格取得など何をしたいか、何になりたいかの目的を持っている人たちにとっては有効なシステムのはずです。しかし、そうなっていないのは、法律や社会システム、インフラの整備不足などに問題点もありますが、根本的な課題は、若い人が何をしたいのかどうなりたいのかのキャリア教育にも原因があると思います。いずれ、思考能力を活用する必要のない定型業務は、安価な外国人労働者に駆逐される日もすぐそこに来ているのではないでしょうか。

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