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サインバー

1 解説
 長さの測定によって角度を求めるものである。角形の鋼の2ヶ所に栓を2個はめる。その中心線を連結する線は棒の縁と平行である。これで角度を測るには、ブロクゲージを用いて両栓間の高さの差を求め、バーの長さは既知であるため角度θが求まる。
 例えば、サインバーを使った角度測定では、サインバーとダイヤルゲージ、ゲージブロックを使用し測定する方法がある。部品の勾配が 1/10 とすると、高さ寸法差が 15mm となるブロックゲージ 2 組(勾配が 1/10 のため長さ 150 mm に対する高低差は 15 mm)を、サインバーと定盤の間に置く。部品斜面を下向きにしてサインバーの上に置く。その際部品側面とサインバー側面はほぼ平行になるように置く。ダイヤルゲージを部品上面へ当てて高さの変化を見る。両端の高さが等しくなるようリンギングしたブロックゲージにて調節する。

2 所見
 特になし