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不確実性の時代は、計画された偶発理論(Planed Happenstance Theory)が効く!
前回、今、キャリアパスは存在するのか?というテーマでまとめてみた。一部の仕事では、成功と失敗は明確になるが、これを人生レベルで判断すると、報酬や名誉だけでなく、価値観や感性なども判断軸になるため明確に答えられる人はいないと思われる。ましてや、M&Aなどで企業に忠誠心をもってもも、いつ買収されるかわからない時代でもある。
このような不確実性の時代にぴったりのキャリアパスの考え方がある。それは、心理学者クルンボルツの学習理論の中に出てくる考え方で、計画された偶発理論(Planed Happenstance Theory)と呼ぶものです。これが、現代のキャリアパス理論の定石と言われるものです。一言で表現すると、ポジティブシンキングといってもよいでしょう。みなさんも、よく認識して参考にしていただきたい。
従来のキャリアカウンセリングでは、「未決定を減らすこと」と「個人の特性と職業の特性の間の一致を増やすこと」が大切にされてきた。これに対して、環境変化が激しい時代においては、従来の固定的なキャリアデザインでは対応できない。つまり、予想できなかったことや偶然の出来事で計画を変更せざるを得ないことの多い状況が多くなりつつある。FXの場合、V06がまさにそれに合致しているといえる。クルンボルツは、この予期せぬ出来事や偶然の出来事が人のキャリアに大きな影響を及ぼすことに着目して、予定外の出来事を否定的に捉えず望ましいものであるとし、予期せぬ出来事をキャリアの》機会と捉えることが出来たときに、その出来事を「Planed Happenstannce」と名づけた。
偶然の出来事を「Planed Happenstannce」に変えるスキル
好奇心
持続性(失敗にめげず努力し続ける)
柔軟性(姿勢や状況を変える)
楽観性(新しい機会は必ずやってきて、自分のものにできる)
冒険心(結果がどうなるか見えない場合でも、行動を起こす)