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スキーマ

1 解説
 データベースの構造で、データの管理の仕方によって、リレーショナルデータベースやカード型データベース、ネットワーク型データベースなどの種類がある。リレーショナルデータベースを設計する際の、各項目のデータ型やデータの大きさ、主キーの選択、他のテーブルとの関連付けなどの仕様が当てはまる。
 スキーマという用語はデータベースの世界では古くから使われており、その場合、スキーマとはデータベースの構造を示す言葉として使われている。XMLとデータベースは見かけはまったく異なるもので、どちらもデータをプログラムから独立したもので、その構造を定義できるという意味では、共通のコンセプトを備えているといえる。スキーマ言語を利用することで、得られる最大の利点は、XML文書の妥当性を機械的にチェックできるようになる点である。例えば、BtoBを実現する企業間で、XML文書による共通の発注書フォーマットを決定するとする。このとき、スキーマ言語で発注書に使えるタグの要素や属性の種類、エンティティがどのような構造になっているか、といったことを記述する。こうすると、発注書を受け取った企業は、XMLパーサを利用して、発注書がきちんとスキーマによって定義されたフォーマットに適合しているのか、簡単にチェックできる。

2 所見
 特になし