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ERP(Enterprize Resouce Planning)

1 解説
 企業資源計画の略である。企業全体を経営資源の有効活用の視点から、統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念のことである。これを実現するための統合型(業務横断型)ソフトウェアをERPパッケージと呼ぶ。
 RPの概念は、生産管理の手法であるMRP(Material Resource Planning)を一般の企業経営向けに展開したもので、資源をムダなく有効活用し生産効率を高めていく考え方を、経営の効率化に応用したものと言われている。最近では、ERPは経営管理の中枢を担うシステムとしてさまざまな業界・業種の企業に広く導入されるようになった。ERPのメリットは、情報の一元管理にある。企業のあらゆるところに点在している情報を一箇所に集め、その情報を元に企業の状況を正確かつタイムリーに把握し、経営戦略や戦術を決定していく。さらに、ITを活用して業務の効率化を図る、他のシステムとの連携によりスピード化を実現する、といった目的の導入も増えている。

2 所見
 特になし