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XML

1 解説
 文書の構造を記述する言語で、1998年2月にW3Cによって正式に勧告された。SGMLのサブセットになっており、文書自身の中にタグを埋め込む形で利用される。ユーザーが独自のタグを定義することができる。使用例として、マイクロソフト社のリアルタイム配信ソフトActive Channelのチャンネルの定義に用いるCDFなどがある。
 XMLにより統一的な記法を用いながら独自の意味や構造を持ったマークアップ言語を作成することができるため、ソフトウェア間の通信・情報交換に用いるデータ形式や、様々な種類のデータを保存するためのファイルフォーマットなどの定義に使われている。XMLを様々な場面で利用しやすいよう、関連技術の規格も数多く存在する。文書を表示する際の書式や装飾などを指定するXSL、ハイパーリンク機能を実現するXLink/XPointer、XMLベースの言語の仕様を記述するためのスキーマ言語であるXML SchemaやRELAX、XMLをプログラムで利用するためのAPIであるDOMやSAXなどである。
 XMLの主なメリットは、以下3点である。
@誰でも簡単に使える。
Aブラウザから使える(インターネットと相性が良い)。
Bプログラムからデータが扱いやすい(開発効率が高い)。

また、XMLの主なデメリットは、以下3点である。
@検索に引っかからない。
AHTMLに比べて作成に手間がかかる。

2 所見
 特になし