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中心極限定理

1 解説
 確率変量が互いに独立で、それら平均や分散と同一分布であるとき、確率変量の分布は標本数が十分大きくなるにつれ、標準正規分布に近づくことをいう。
 より一般化された確率理論(コルモゴロフの公理)では、中心極限定理は弱収束理論 (weak-convergence theories) の一部となる。それによると、独立で同一の確率分布にしたがう確率変数の分散が有限な場合は「確率変数の和の確率分布」は変数の数が多くなるにしたがい正規分布に収束し(古典的な中心極限定理が成り立つ)が、確率変数がしたがう分布の裾が |x|?α?1 ( ただし、0 < α < 2)のべき乗で減衰する場合(分布の裾が厚くなり分散は無限大に発散して)(正規分布には収束せず)特性指数α の安定分布に収束する。

2 所見
 特になし