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CASEツール

1 解説
　ソフトウェア工学的な支援をコンピュータを用いて行うこと。システム計画から保守、運用までのソフト開発工程全般をカバーする統合化CASEツール、あるいは上流CASEツール（基本計画・外部仕様）と下流CASEツール（内部仕様から保守、運用まで）とがある。
　下記のように、ソフトウェア開発や保守の仕事を自動化する助けとなるツールである。
①上流CASEツール（upper CASE）
　開発の上流工程の作業を支援するもので、システムの分析・定義、構成要素間の関連性分析、DB/DC設計、プロトタイピング機能などが提供される。
②下流CASEツール（lower CASE）
　開発の下流（製造～テスト）工程の作業を支援するもので、プログラミング支援、プログラム自動生成、テスト支援（テストケースの作成やテスト実施など）機能などが提供される。
③その他のCASEツール
　保守CASE、共通CASE（文書化など）、統合CASEツールなど。

2 所見
　特になし