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状態遷移図

1 解説
 システム分析の1手法で、業務の処理の流れを待ち状態(プロセス実行可能)、処理状態(プロセス実行)、処理待ち状態(入出力処理待ち)の3つの状態で図式化することである。待ち状態とは、その処理がいつでもプロセスで実行できる状態、処理状態とは、プロセスが実際に処理を実行している状態、処理待ち状態とは、データなどの入出力処理など、ある処理の完了を待っている状態である。
 様々な表現形式があるが、一般的な手法では、対象が取りうる状態を円や矩形などで列挙し、どこからどこへ遷移が起きうるかを矢印によって示す。各矢印の脇に、その遷移が起きるための条件やきっかけとなる出来事などを記述する。対象に開始や終了がある場合は、特殊な記号で示される場合がある。UMLでは開始を塗りつぶした丸印で、終了を内側を塗りつぶした二重丸で記載するよう定められている。

2 所見
 特になし