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設備の信頼性

1 解説
 設備の信頼性の尺度として、一般的には次の 2つが用いられている。
@ MTBF (Mean Time Between Failure:平均故障間隔 )
A 故障率
そして、広義の信頼性として保全性もふくめて、次式のアべイラビリティも使われる。
アべイラビリティ=MTBF / ( MTBF+MTTR )
ただし、MTTR (Mean Time To Repair:平均修復時間)
また、信頼性設計の手順として、フェールセーフ、フールプルーフといった考え方を盛り込み、FMEA ( Fairure Mode Effect Analisis : 故障モード影響解析)、FTA (Fairure Tree Analisis)、デザインレビュー(設計審査)等の手法で予測し、問題点を設計へフィードバックすることである。

2 所見
 設備の信頼性は、設計段階から、目標設定、信頼性設計、信頼性予測を実施し、十分フィードバックすることが重要である。
設備の信頼性を向上させるには、
@ 材料、部品の固有の寿命を長くする。
A 設備の構造をシンプルにする。
B 安全率を考えて、適正な負荷をかける。
等が基本的対策である。