TRIZ＆MOT技術・経営キーワード：ロータリーエンコーダ

ロータリーエンコーダ

1 解説
　ロータリーエンコーダの構造は、回転板の周上に等間隔に矩形のスリットを切り、発光ダイオードからの光をそのスリットを通してフォトダイオードで検出するものである。つまり、回転板が回転すると断続的にフォトダイオードは発光ダイオードからの光を検出し、矩形波信号を出力する。回転角度をデジタル量に変換するセンサである。インクリメンタルエンコーダとアブソリュートエンコーダの２種類がある。
　アブソリュートタイプには1回転のみの位置検知を行うシングルターン型と、回転数を計測できるマルチターン型とがある。そのそれぞれについて、エンコードディスクを光電式にスキャニングする光学式と、磁石を用い磁力によって位置を検出する磁気式とがある。
　ある製品の特徴は、次のようなものとなっている。
①強固な筐体と剛性構造はラフユース・ヘビーデューティーユースにも耐性がある。
②タイプと分解能に応じた豊富なバリエーションがある。
③従来のソリッドシャフト形状に加え、カプリング不要のホローシャフトタイプ(中空軸)タイプもある。

2 所見
特になし