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応力集中

1 解説
 応力集中とは、一様な断面をもつ構造物の引っ張り、曲げなどの荷重を受けると応力は一様に分布するが、構造物の一部に切り欠き、穴などが存在し、断面が急変するとその付近に応力分布の撹乱が起こり、局部的に応力が増大する。この現象を応力集中と呼ぶ。
 荷重がかかる断面積Aとした時、応力σは、σ=荷重 P/断面積A で求められる。
このケースでは、断面Aに、一様な荷重、一様な応力がかかっている。
 次のように形状の一部に切り欠きがあると、その近傍で応力が一様とならず、局所に応力が集中することとなる。この形状を上下に引張ると、切り欠き部分から破損を起こす。 なぜなら、この切り欠き部分に応力が集中するためである。


2 所見
 特になし